日記 (H1863)

kécrev などの助詞句に会話文や思考内容をとるような動詞において、 会話文や思考内容が文から独立して書かれる場合、 kécrev などを含む文の最後はタデックで終えることになっていました。 しかし、 この規則は英語の正書法に引っ張られている感じもあり、 さらに文がデックで終わらないのは気持ち悪いので、 この場合も文はデックで締めることにします。 これ以降、 以下のように書くのが正しくなります。

kéces a ces. [ditat nîpaf a’c zi fêd.]
彼は言った。 「ここを去れ。」

そうは言っても、 やはり次の文に会話内容が書かれていることを明示したいので、 デックの代わりにそれ用の別の記号を作ろうとも考えています。 例えばセミコロンのような感じのものです。 ただ、 kéc などを含む文が平叙文とは限らない (疑問文になることもあり得る) ことを考えると、 デック, パデック, バデックのそれぞれに対応する記号が必要なので、 転写が足りない問題があります。 クエスチョンマークの下の点がコンマになってる記号とかないのかな