日記 (H2541)

シャレイア語の引用符には 2 種類あって、 1 つは会話での発言内容を表し、 もう 1 つは引用や強調などを表します。 これら 2 種類の引用符は、 シャレイア語での名称をそのまま使って、 それぞれ 「ラクット」 と 「ヴァクット」 と呼んでいます。

今回問題なのが、 ラクットの転写です。 これまでは半角の角括弧 (U+005B と U+005D) を用いていましたが、 2 重ギュメ (U+00AB と U+00BB) を用いても良いことにしたいと思います。 理由としてはいくつかあって、 まず、 角括弧はそもそもただの括弧であって引用符ではないので、 引用符の転写としては不適切だと感じたからです。 また、 角括弧は ZenML でシャレイア語部分を記述するのに使うので、 ラクットを記述したいときに毎回エスケープする必要があって面倒なためというのもあります。

そんなわけで、 このサイトに載っている 5 代 5 期の文章に関しては、 ラクットの転写をだいたいギュメに変えておきました。