Avendia19
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目次

現在時制

直説法能動相現在時制 (☆1)

-μι 動詞では、 単数形と複数形とで語幹の最後の母音の長短が変わる (強語幹と弱語幹) 場合がある。 また、 -μι 動詞の弱語幹の最後の母音が α の場合、 三人称複数形で語尾と融合して -ᾶσι という形になる。

παιδεύω
直.能.現
一単παιδεύ-ω
二単παιδεύ-εις
三単παιδεύ-ει
一複παιδεύ-ομεν
二複παιδεύ-ετε
三複παιδεύ-ουσι
παιδεύ-ειν
τίθημι
直.能.現
一単τίθη-μι
二単τίθη-ς
三単τίθη-σι
一複τίθε-μεν
二複τίθε-τε
三複τιθέ-ασι
τιθέ-ναι

接続法能動相現在時制

動詞では、 直説法における語幹形成母音が長母音になるだけである。 -μι 動詞では、 短母音の方の動詞幹に語尾を付けるが、 このときに ( で終わる場合を除いて) 母音融合が起こる。

παιδεύω
接.能.現
一単παιδεύ-ω
二単παιδεύ-ῃς
三単παιδεύ-ῃ
一複παιδεύ-ωμεν
二複παιδεύ-ητε
三複παιδεύ-ωσι
τίθημι
接.能.現
一単τιθῶ (< τιθέ-ω)
二単τιθῇς (< τιθέ-ῃς)
三単τιθῇ (< τιθέ-ῃ)
一複τιθῶμεν (< τιθέ-ωμεν)
二複τιθῆτε (< τιθέ-ητε)
三複τιθῶσι (< τιθέ-ωσι)

直説法中動相現在時制

動詞の二人称単数形の語尾は、 -εσαισ が脱落して母音融合が起きたものである。

παιδεύω
直.中.現
一単παιδεύ-ομαι
二単παιδεύ-ῃ (< παιδεύ-εσαι)
三単παιδεύ-εται
一複παιδευ-όμεθα
二複παιδεύ-εσθε
三複παιδεύ-ονται
παιδεύ-εσθαι
τίθημι
直.中.現
一単τίθε-μαι
二単τίθε-σαι
三単τίθε-ται
一複τίθε-μεθα
二複τίθε-σθε
三複τίθε-νται
τίθε-σθαι

能動相現在時制分詞

-μι 動詞の場合、 弱語幹の末尾の母音によって -εις/-εισα/-εν, -ους/-ουσα/-ον, -ας/-ασα/-αν, -υς/-υσα/-υν のいずれかになる。 曲用形態はどれも同じである。

παιδεύω
分.能.現
単.主παιδεύ-ωνπαιδεύ-ουσαπαιδεύ-ον
単.属παιδεύ-οντοςπαιδευ-ούσηςπαιδεύ-οντος
τίθημι
分.能.現
単.主τιθείςτιθεῖσατιθέν
単.属τιθέντοςτιθείηςτιθέντος

中動相現在時制分詞

παιδεύω
分.中.現
単.主παιδευ-όμενοςπαιδευ-ομένηπαιδευ-όμενον
単.属παιδευ-ομένουπαιδευ-ομένηςπαιδευ-ομένου
τίθημι
分.中.現
単.主τιθέ-μενοςτιθε-μένητιθέ-μενον
単.属τιθε-μένουτιθε-μένηςτιθε-μένου

アオリスト時制

直説法能動相アオリスト時制 (☆3)

σ の有無によって第 1 形と第 2 形に分かれる。 加音を行う。 また、 語幹の最後の文字に応じて以下の変化が起こる。

παιδεύω
直.能.ア1
一単ἐπαίδευ-σα
二単ἐπαίδευ-σας
三単ἐπαίδευ-σε
一複ἐπαιδεύ-σαμεν
二複ἐπαιδεύ-σατε
三複ἐπαίδευ-σαν
παιδεύ-σαι
ἵστημι
直.能.ア1
一単ἔστη-σα
二単ἔστη-σας
三単ἔστη-σε
一複ἔστη-σαμεν
二複ἔστη-σατε
三複ἔστη-σαν
στῆ-σαι
λείπω
直.能.ア2
一単ἔλιπ-ον
二単ἔλιπ-ες
三単ἔλιπ-ε
一複ἐλίπ-ομεν
二複ἐλίπ-ετε
三複ἔλιπ-ον
λιπ-εῖν
ἵστημι
直.能.ア2
一単ἔστη-ν
二単ἔστη-ς
三単ἔστη
一複ἔστη-μεν
二複ἔστη-τε
三複ἔστη-σαν
στῆ-ναι

直説法受動相アオリスト時制 (☆6)

θ の有無によって第 1 形と第 2 形に分かれる。 加音を行う。 また、 語幹の最後の文字と θ の間に変化が生じる (補遺参照)。

παιδεύω
直.受.ア1
一単ἐπαιδεύ-θην
二単ἐπαιδεύ-θης
三単ἐπαιδεύ-θη
一複ἐπαιδεύ-θημεν
二複ἐπαιδεύ-θητε
三複ἐπαιδεύ-θησαν
παιδευ-θῆναι
βράπτω
直.受.ア2
一単ἐβλάβ-ην
二単ἐβλάβ-ης
三単ἐβλάβ-η
一複ἐβλάβ-ημεν
二複ἐβλάβ-ητε
三複ἐβλάβ-ησαν
βλαβ-ῆναι

受動相アオリスト時制分詞

παιδεύω
分.受.ア1
単.主παιεδυ-θείςπαιεδυ-θεῖσαπαιεδυ-θέν
単.属παιεδυ-θέντοςπαιεδυ-θείσηςπαιεδυ-θέντος
βράπτω
分.受.ア2
単.主βλαβ-είςβλαβ-εῖσαβλαβ-έν
単.属βλαβ-έντοςβλαβ-είσηςβλαβ-έντος

完了時制

直説法能動相完了時制 (☆4)

κ の有無によって第 1 形と第 2 形に分かれる。 語幹の最初の子音の重複を行う。

παιδεύω
直.能.完1
一単πεπαίδευ-κα
二単πεπαίδευ-κας
三単πεπαίδευ-κε
一複πεπαιδεύ-καμεν
二複πεπαιδεύ-κατε
三複πεπαιδεύ-κασι
πεπαιδευ-κέναι
πέμπω
直.能.完2
一単πέπομφ-α
二単πέπομφ-ας
三単πέπομφ-ε
一複πεπόμφ-αμεν
二複πεπόμφ-ατε
三複πεπόμφ-ασι
πεπομφ-έναι

直説法中動相完了時制 (☆5)

直接法中動相現在時制の語尾を語幹に直接付けることで作る。 語幹が子音で終わる場合、 語尾の最初の子音との間に以下の変化が生じる。

語幹が子音で終わる場合、 三人称複数形に専用の語形がなく、 分詞と εἰμί による迂言表現を用いる。

παιδεύω
直.中.完
一単πεπαίδευ-μαι
二単πεπαίδευ-σαι
三単πεπαίδευ-ται
一複πεπαιδεύ-μεθα
二複πεπαίδευ-σθε
三複πεπαίδευ-νται
πεπαιδεῦ-σθαι
ἅγω
直.中.完
一単ἦγμαι (< ἦγ-μαι)
二単ἦξαι (< ἦγ-σαι)
三単ἦκται (< ἦγ-ται)
一複ἤγμεθα (< ἤγ-μεθα)
二複ἦχθε (< ἦγ-σθε)
三複ἠγμένοι εἰσι
ἦχθαι (< ἦγ-σθαι)

能動相完了時制分詞

παιδεύω
分.能.完1
単.主παιδευ-κώςπαιδευ-κυῖαπαιδευ-κός
単.属παιδευ-κότοςπαιδευ-κυίαςπαιδευ-κότος
πέμπω
分.能.完2
単.主πέπομφ-ώςπέπομφ-υῖαπέπομφ-ός
単.属πέπομφ-ότοςπέπομφ-υίαςπέπομφ-ότος

中動相完了時制分詞

中動相現在時制分詞の語尾を用いる。 語幹が子音で終わる場合、 非分詞の場合と同様の変化を受ける。

παιδεύω
分.中.完
単.主πεπαιδευ-μένοςπεπαιδευ-μένηπεπαιδευ-μένον
単.属πεπαιδευ-μένουπεπαιδευ-μένηςπεπαιδευ-μένου

補遺

母音融合

動詞の語幹が α, ε, ο の場合、 語尾との間で母音融合が起こる。 これは以下の表に従う。

-ει-ῃ-ο-οι-ου
α-ααααιωωω
ε-ηειειηειουοιουω
ο-ωουοιωοιοιουοιουω

母音の長音化

加音によって母音が長くなる場合、 もしくは未来形やアオリスト形で語幹の母音が長くなる場合は、 以下の表に従う。 なお、 ε, ι, ρ の直後の η は常に αˉ になることに注意。

α˘αˉαιαυεειευι˘οοιυ˘
ηηηυη, ειηυιˉωυˉ

連続子音の変化

語幹の最後の子音と語尾の最初の子音の間では、 綴字上および音韻上の変化が生じる場合があるが、 これは以下の表に従う。

π-, β-, φ-μμψπτφθ
κ-, γ-, χ-γμξκτχθ
τ-, δ-, θ-σμσστσθ
ν-σμνσντνθ