原典について

ここで公開されているイソップ寓話のフェンナ語文は、 全て古典ギリシャ語のテクストを原典とし、 それを直訳に近い形で翻訳したものです。 現在日本などでよく知られているイソップ寓話の文章は、 原典をもとに親しみやすく脚色されていることが多いため、 それと比べると描写はかなり簡素に感じるかもしれません。

原典として参照しているのは、 Émile Chambry によって編纂された 『Aesopi Fabulae』 の初期多巻版です。 この中身は、 フランス国立図書館が運営する電子図書館 『Gallica』 で閲覧することができます。

また、 Laura Gibbs によって運営されているサイト 『Aesopica』 では、 イソップ寓話の様々なバージョンを閲覧することができ、 この中には Chambry による古典ギリシャ語版も含まれています。 文字起こしされているため、 テクストを参照するだけならこちらの方が便利です。

それぞれのフェンナ語訳のページの末尾には、 原典として参照したテクストの 『Aesopi Fabulae』 内の情報を記載してあります。 この本では、 1 つの寓話に対して複数のバリエーションが紹介されていることが多いですが、 どのバリエーションを参照したかは 「番号」 の欄に記載してあります。 例えば、 「353 · Aliter. 2」 とあれば、 この本の 353 番の寓話の 2 番目のバリエーションを意味します。