色の語彙

基本色

以下の 13 個の単語によって表される色は 「基本色」 と呼ばれる。 これらの単語は、 青類名詞として色そのものを表す他に、 形容詞として被修飾語がその色であることを表すこともある。 日常において色を表現する際には、 細かい色の違いを示す必要がない限り、 これらの基本色から選ばれる。

単語
ашше̂лхо白色
ажже̂бӈо黒色
бе̂жжамо赤色
ри̂асо青色
зе̂ббацо黄色
ӈе̂ттабо緑色
単語
хе̂тоо黄緑色
де̂лаҕҕо紫色
ве̂ӈаццо橙色
фе̂рассо水色
単語
бефе̂ддо灰色
жефе̂нто茶色
*桃色

これらの基本色はさらに 3 つに分類される。 左の表にある 6 つの色は 「主要基本色」 もしくは 「元素色」 と呼ばれ、 中央の表にある 4 つの色は 「副次基本色」 と呼ばれ、 右の表にある 3 つの色は 「補助基本色」 と呼ばれる。

その他の色

基本色以外の色を表す語彙も当然存在するが、 これらのほとんどは具体物を表す名詞の転用である。 また、 これらの語彙は全て名詞用法しかもたず、 形容詞として用いられることはない。 そのため、 あるものがその色であることを表すのには、 名詞用法の具格形が用いられる。

色の表現

主要基本色と副次基本色のうち白色と黒色を除く 8 色は、 色相を表している。 これらの色を表す単語に彩度や明度を表す修飾語がつくことで、 様々な種類の色が表現される。

また、 主要基本色は形容詞として色を表す名詞を修飾し、 その色に近いことを表す。 例えば、 ве̂ӈаццо бе̂жжамо は 「赤めの橙色」 を表し、 普通に想定される橙色よりも赤色に近い色を指す。 また、 де̂лаҕҕо ашше̂лхо は 「白めの紫色」 を表し、 これは概ね де̂лаҕҕо морре̂со 「薄い紫色」 と同じ意味になる。

基本色は単独では形容詞として用いられるが、 別の形容詞による修飾を受けた場合は名詞としてしか用いられなくなる。