日記 (H1767)

cq はそれぞれ /θ/ と /ð/ で発音することになっていますが、 最近の私の発音がそれぞれ /t͡s/ と /d͡z/ になっていてそれに慣れてしまったため、 こちらも正式発音として認めようと思います。 現段階では、 cq は /θ/ と /ð/ で発音しても /t͡s/ と /d͡z/ で発音しても良いことにします。 ただ、 c は /θ/ で q は /d͡z/ のように、 旧発音と新発音を混ぜるのはダメです。

追記 (H1874)

発音が変わると、 外来語を転写するときの音の対応を変えないといけません。 以前は [t͡s] と [t͡ʃ] は t で転写していましたが、 c の発音が正式に /t͡s/ になると、 これらは c で転写するのが自然に思えます。 一方、 [θ] は c で転写していたのを、 c の発音が変わると /θ/ に対応する文字がなくなるので、 代わりに t で転写することになります。 特に問題があるのは、 日本語の 「チ」 の音の転写で、 これまでは ti で表していましたが、 c が /t͡s/ ならこれは ci と転写することになります。 すでに 「千早」 の転写 tihayas と 「智絵里」 の転写 tielis などで 「チ」 の音を ti で受けているので、 転写規則が変わるとこれらを書き直さなければなりません。 ちょっとこれは面倒です。

そんなわけで、 正式な発音は従来通り c は /θ/ で q は /ð/ ということにして、 c を /t͡s/ で q を /d͡z/ で読むのは一種の方言みたいものにしたいと思っています。 私はもう慣れちゃったし発音しやすいので、 /t͡s/ と /d͡z/ で発音しますけどね。