Avendia19
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日記 (2020 年 2 月 10 日)

にゃーん。

文の根幹部分は ὑμεῖς ἠκούσατε で、 誰から聞いたのかと何を聞いたのかが、 属格形の ἐκείνων と同じく属格形の κατηγορούντων が述べています。 以下は、 この ἐκείνων と同じ属格形に置かれ、 比較対象を表しています。

ἀπολογητέον < ἀπολογητέος 「弁解しなければならない」。 動詞から作られる形容詞には、 受動相アオリスト時制の語幹に -τος を付けるものと -τεος を付けるものがあります。 前者の -τος を付けた形は、 受動相完了時制の分詞と同じような意味や可能性を表し、 後者の -τεος を付けた形は、 必要性や義務などを表します [S:§471]。 この ἀπολογητέος は、 ἀπολογέομαι 「弁解する」 に -τεος が付いたものなので、 「弁解しなければならない」 の意味です。

ἐπιχειρητέον < ἐπιχειρητέος 「試みなければならない」。 ἐπιχειρέω 「試みる」 の動形容詞です。

ἐξελέσθαι < ἐξαιρέω 「取り除く」。 ἐκ- と αἱρέω 「取る」 の合成です。 アオリスト時制形が特殊なので、 気をつける必要があります。

αἱρέω
直.能.現αἱρῶ
直.能.未αἱρήσω
直.能.ア2εἷλον
直.能.完ᾕρηκα
直.中.完ᾕρημαι
直.受.ア1ᾑρέθην

後半部分の根幹が ἐπιχειρητέον です。 これは ἐπιχειρέω の動形容詞なので、 ἐπιχειρέω と同様に、 試みる内容を不定詞にとります。 その不定詞というのが、 その後ろにある ἐξελέσθαι です。

この ἐξελέσθαι には ὑμῶντὴν διαβολὴν が係り、 さらに διαβολὴν には ἣν 以下の関係代名詞節が係ります。 この関係代名詞節は ἔσχετε までです。 残った部分は ἐξελέσθαι にさらに係る語句で、 最初の ταύτηντὴν διαβολὴν と同格で、 強調のために再び置かれています。

文中で ἔχω がアオリスト時制で使われていますが、 ἔχω のような状態動詞がアオリスト時制で用いられると、 その状態に入るという動作を表します [S:§1924]。 ここでは、 「持つようになる」 すなわち 「得る」 の意味になります。