Avendia19
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日記 (2020 年 1 月 26 日)

いつかすらすら読めるようになるものなんですかね・・・。

αἰσχυνθῆναι < αἰσχύνω 「恥をかかせる」。 受動相で 「恥ずかしく思う」 の意味になります。 -ν 語幹で一般的なように、 未来時制形では σ をもたない母音融合動詞の形をし、 アオリスト時制形では σ が脱落して前の母音が代償延長を起こします。

αἰσχύνω
直.能.現αἰσχύνω
直.能.未αἰσχυνῶ
直.能.ア1ᾔσχυνα
直.受.ア1ῃσχύνθην

ἔργῳ < ἔργον 「行為」。 ergonomics などの ergo- に残っています。

ἐπειδὰν < ἐπειδάν 「~すればそのとき」。 ἐπειδή 「~するとき」 と ἄν の合成でできた接続詞です。 ここに出てくる ἄν は、 ある事柄が起こるための条件を提示する小辞で、 接続法の動詞とともに用いられます [L:§281, L:§306]。 これはよく他の接続詞と合成され、 例えば、 εἰἄν からは ἐάν が作られます。

ὁπωστιοῦν 「どのようにも」。 ὅπως 「そのように」 と τιςοὖν の合成語で、 τις がない ὁπωσοῦν も同じ意味です。 οὖν が単独で使われると、 前の内容を受けて話を進めるディスコースマーカーの役割を果たしますが、 他の単語 (特に代名詞や接続詞) と合成されると、 「何でも」 のような意味を付け加えます。 英語で who から whoever を作るような感じです。

ἀναισχυντότατον < ἀναίσχυντος 「恥知らずの」。 前に出てきた αἰσχύνω の動形容詞である αἴσχυντος- (否定) が合成されたものです。

まず最初のコンマまでの部分は、 τὸ μὴ αἰσχυνθῆναι という冠詞付きの不定法を基本とする 1 つの名詞句です。 ὅτι 以下は αἰσχυνθῆναι の目的語であり、 「~ということを恥ずかしく思わない」 という意味になっています。 最後にある与格形の ἔργῳ がなんか浮いてますが、 この与格は仕方や視点などを現す用法で、 「(言葉の上ではなく) 行為において」 すなわち 「実際に」 と解釈すると意味が通ります [L:§265]。

次の ἐπειδὰν から始まる箇所は挿入句です。 このさらに次の箇所がこの文の主節となる部分で、 最初の τοῦτό は文頭にあった τὸ μὴ αἰσχυνθῆναι を受け、 この節の主語になっています。

最後の方にある τἀληθῆ は、 τὰ ἀληθῆ の単語間の母音が 1 つに融合されたものです。 このとき、 融合された印として、 融合してできた母音の上に無気息記号と同じ形の記号を置きます [L:§10]。

ὁμολογοίην < ὁμολογέω 「同意する」。 ὁμός 「同じ」 と λόγος 「言葉, 思考」 と‎ -εω (動詞化の接尾辞) の合成語です。 母音融合動詞の希求法では、 普通の動詞とは違い、 単数のとき -ιη- で複数のとき -ι- が挿入されます。

ῥήτωρ < ῥήτωρ 「雄弁家」。 英語の rhetorical の語源ですね。