Avendia19
English

日記 (2020 年 1 月 14 日)

今日は 1:4 から 1:6 までです。

εἶδεν < ὁράω 「見る」。 これは母音融合動詞で、 またまた語幹が 3 つあります。 現在時制形の ὁραω の最初の気音はもともとそこにあったディガンマが由来で、 そう考えると英語の aware や beware の -ware と語源関係があるのも頷けます。

ὁράω
直.能.現ὁρῶ
直.中.未ὄψομαι
直.能.ア2εἶδον
直.能.完1ἐώρακα, ἐόρακα
直.中.完ἐώραμαι, ὦμμαι
直.受.ア1ὤφθην

διεχώρισεν < διαχωρίζω 「離す」。 δια- 「~を通って, ~を横切って」 と χωρίζω 「離す」 の合成語です。 このような -ιζω という語尾をもつ動詞は、 「約音未来」 もしくは 「アッティカ式未来」 と呼ばれる σ が脱落した未来時制形をもち、 活用は -ε 幹の母音融合する現在時制形に準じます。 このタイプの動詞には、 他に νομίζω 「考える」 などがあります。

χωρίζω
直.能.現χωρίζω
直.中.未χωριῶ
直.能.ア1ἐχῶρισα
直.能.完1κεχώρικα
直.中.完κεχώρισμαι
直.受.ア1ἐχωρίσθην

μέσον < μέσος 「中間」。 これと ποταμός 「川」 と -ιος (形容詞を作る接尾辞) を合成した μεσοποταμίος の女性形 μεσοποταμία は、 文明で有名な 「メソポタミア」 ですね。

特に言うことないかな。

στερέωμα 「大空」。 στερεός 「固い」 と -μα (名詞を作る接尾辞) の合成語で、 他にも 「基礎」 などの意味があります。 英語では firmament という同じような成り立ちの単語で訳されることが多いですが、 これは στερέωμα を真似て作られたラテン語が由来のようです。 なお、 στερεός は stereotype などの stereo- に残っています。