日記 (H1790)

現状では、 動詞型不定詞が副詞用法で使われるときはその副詞は必ず A 型になり、 動詞のみを修飾できます。 ただこれでは支障が出てきそうな点を見つけたので、 メモしておきます。

英語の finite に対応する単語を作ることを考えます。 finite は形容詞なので、 シャレイア語では動詞型不定詞として作るのが妥当です。 ところで、 finite には finitely という副詞として使う派生語があって、 これは finitely many のように形容詞を修飾することがあります。 となると、 finitely はシャレイア語では B 型副詞か C 型副詞として扱うしかありません。 しかし、 finite のシャレイア語版は動詞型不定詞で、 副詞として使うときは A 型にしかなれないので、 finite と finitely は別単語として扱わざるを得ません。 これは少し不自然です。

ただ、 このような例が finite (と infinite) くらいしか思いつかないので、 これだけのために文法を変えたくもないので、 もう少し考察が必要そうです。

追記 (H2193)

「無限に長い」 のような表現があることを考えると、 finite に相当する単語は副詞型不定詞にするのが良いかもしれません。