Avendia19
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日記 (1513)

名詞型不定詞は名詞としてしか使えないんですけど、 形容詞としても使えるようになったら便利なんじゃないかと思い始めました。

ロシア語はどうやら名詞を形容詞化することがそれなりにあるようで、 例えば волк からの волчий や вчера からの вчерашний などです。 「所有形容詞」 とか言われるらしいです。 ところで、 シャレイア語の不定詞は形容詞活用接頭辞の a をつければ形容詞になる (実際に形容詞として使えるのは現状は動詞型不定詞のみ) ので、 名詞型不定詞の形容詞用法を許して、 その意味をロシア語の所有形容詞みたいにするというのはどうでしょうか。

こうしようと思ったのは、 「学校の先生」 を訳すときに少し困ったからです。 いわゆる属格を表す助詞の i は用法が制限されているので、 そのまま zissác i vesxaf とすることはできません。 そこで、 「学校の」 の部分を vesxaf の形容詞用法で表現して zissác avesxaf のようにできれば便利な気がします。 このとき、 avesxaf は 「学校に関する」 のような緩い意味になります。 ただ、 (特に日本語の影響を受けながら) 無秩序に i が使われるのを防ぐために過去に i の語法を制限したのに、 名詞型不定詞の形容詞用法でまた緩くなるのはどうかとも思います。 それなら i の意味を広くしても良い気がします。 悩みどころですね。

追記 (3012)

これを口語特有の少し砕けた表現として採用するのはどうでしょうか。 今のところ、 シャレイア語には口語の設定がない (文語的表現で話すという逆言文一致になっている) ので、 これによって口語らしさみたいなのが出せるのではと思いました。

追記 (3414)

ここで提案されている名詞型不定辞の形容詞用法を正式に導入しようかなと考えています。 意味としては、 本文での提案通り 2 つの名詞の緩い繋がりを表し、 名詞の本来の意味というよりはその名詞から想起されるイメージを表すとします。 例えば、 hîx ite zalak と言うと文字通りある夏の日の空のことを指しますが、 hîx azalak と言うと夏に特徴的な青くて高い空を指すみたいな感じです。 現状では i に慣用句やフレーズを作るときに名詞の何らかの関連を表す用法がありますが、 名詞型不定辞の形容詞用法はこれを置き換える形になります。

これは一応新しい文法の追加になるので、 採用するとしたら時代区分を S 代 7 期に変えることになります。 これだけで時代区分を変えるのはなんかもったいない気がするので、 その他の今気になっている文法事項の整理と一緒に採用しようと思います。