日記 (新 4 年 7 月 12 日, H1305)

シャレイア語に翻訳した文章がかなり増えてきたので、 文字の頻度を調べてみました。 集計の対象は、 このサイトで翻訳として現在公開している 5 代 4 期の文法で書かれた文章全体です。 なお、 ダイアクリティカルマークつきの文字は、 それを取り除いたものとして集計しています。

文字回数割合
a73417.360 %
e48611.495 %
i3879.153 %
l3468.184 %
t3277.734 %
s3167.474 %
o2706.386 %
c2305.440 %
k1413.335 %
f1333.146 %
d1192.815 %
v1012.389 %
z872.058 %
n852.010 %
q731.727 %
r721.703 %
u721.703 %
p531.254 %
x461.088 %
h431.017 %
m350.828 %
b280.662 %
y190.449 %
g130.307 %
j120.284 %

新 1 年 8 月 31 日にも 3 代 4 期の文法で書かれた文章で文字の頻度を調べたので、 ちょっと比べてみましょう。

まず、 最も頻度の高い文字が e から a に変わりました。 過去に調べたときに e が多かったのは、 文章中によく出てくる一人称代名詞の del や三人称代名詞の ces の両方に e が入っているからだと分析しましたが、 それは今でも同じなので a が最多だったのは少し意外でした。 おそらく、 縮約形ができて telces が単独で使われることが少なくなったからだと思います。

もう 1 つおもしろかったのが、 x の頻度が今の方が高いことです。 x というのはシャレイア語の初期の頃から 「神聖」 や 「美」 の象徴とされ特別視されていて、 x が含まれる単語も少なめに抑えられていたのですが、 5 代か 4 代からは無理に x の出現を抑えようとはしないようにしていました。 代わりに j が嫌われるようになり、 今回の調査では実際に最下位になっていました。